idea factory from newspaper 2003 10 4

システム障害(system failure)
 システム投資を強化すべきだと思います。
これは、東証だけでなくて、企業全体に言えることでしょう。
現在のシステムは、「不景気」仕様のシステムでしょう。
 経済が好況となって、データ量が増えると、
あちこちで、システムトラブルが発生するようになるでしょう。
 ところで、投資家は、株価を聞いて、
それが、特徴のある株価ならば、
何の銘柄か、だいたい、わかるでしょう。
ここが、プロと素人の違いです。
 プロは、会社四季報を見なくても、
銘柄情報が頭に入っているが、
買うのが習慣になっているのと、
今期と来期の業績予想欄が気になるので、
買うことになる。

成熟社会(mature society)
 少子高齢化の社会では、「高福祉」は、維持が難しいと思います。
つまり、人口減社会では、「高福祉」は維持できません。
 子供を増やすか、
移民を受け入れて、移民にも税金を払ってもらう。
二者択一です。
これができなければ、「高福祉」は無理です。
 別の方法も記事にはありますね。
「保険料の約1割を自己責任で運用できるようにした」
「ストックホルムの、ある若者は、日本株ファンドで、ばん回を目指している」
 私も、そう思っています。
どう考えても、国に運用してもらうよりも、
私が運用した方が、年金が多くなる。

分担金(share of the expenses)
 イラク復興の分担金が、日本は、1兆円になるという。
しかし、これでは、日本の国民は納得しません。
イラク復興を、日本のゼネコンがやれば、少しは、国民の理解が得られると思います。
 おそらく、イラクでは、反米感情が強いので、
アメリカ企業では、テロの危険があり、むずかしいでしょう。
イラク人は、また日本人と、仕事がしたいと思っているでしょう。

銀行改革(banking reform)
 「中小企業向けの無担保ローンが拡大」
「ある銀行は、今年度に入ってからの融資額が、前年よりも、5割増加」
 中小企業に融資をするのは、リスクがありますが、
リスクに勝った者が、21世紀の勝者となります。
 新興市場の企業に対しても、融資を重視してください。
このなかから、21世紀の大企業は出現します。
新興市場は、金鉱です。
 株式投資では、よくあることですが、
9勝1敗でも負けで、
1勝9敗でも勝ちとなることがあります。
大きな1勝と、大きな1敗です。

難民(displaced person)
 「中国滞在の北朝鮮難民。アメリカ、受け入れ検討」
この記事を読んで、連想したのが、
1989年5月、ハンガリーが、オーストリアとの国境の鉄条網を撤去した時のことを、
思い出しました。

ジャスダック(JASDAQ)
 ジャスダックと、日本のプロ野球でしょうか。
日本のプロ野球は、松井選手が抜けて、大きな損失でした。
 さて、ジャスダックは、ヤフーが抜けると、どうなるでしょうか。
同じことを、繰返さないように努力すべきです。
 新興市場に、ヤフーに代わる、スターを作るべきです。
くれぐれも、松井選手が抜けたプロ野球のようにならないように、努力してください。
 ジャスダックの銘柄は、PR不足だと思います。
マザーズにも、ヘラクレスにも、
有望企業が多いのに、
投資家に対して、宣伝不足です。

投資の日
 今日、10月4日は、「証券投資の日」だそうです。
広告を見ると、
大和証券は、今日は、開店しているみたいです。
電話で確認して、来店とありますね。